先週土曜日の新潟9R、8月19日(土)新潟9R 出雲崎特別(芝2400m、3歳以上500万下)に出走したクレッシェンドラヴは3着でした。
 
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
クレッシェンドラヴ
 
17.08.19
 
一線のスタートから、道中は4~5番手の外目。直線にむいて堅実に脚を伸ばしたものの、ゴール前3頭の真ん中で僅かに競り負け、結果3着での入線となっています。
 
「スタートに手間取ることなく、道中も気が悪いようなところは見られなかったですし、どこからでも競馬ができる感じ。出たなりで行ける馬ですよね。直線でちょっとモタモタしてしまいましたが、最後まで脚が上がることはなく、まだ余裕もありましたので、3角あたりからもう少し早めに動き出しても良かったのかもしれません」(岩田騎手)
 
「ここを勝ってセントライト記念が青写真でしたので、合格点を与えることはできませんが、直線で手前を替えられるようになるなど、以前ほど心配する点がなくなってきたという意味では及第点かなと。少しフラつくというか、モタついてしまいましたからね。それにしても、ここは勝っておきたいところでした」(佐々木助手)
 
◆エンジンのかかりが遅く、長くいい脚を使うタイプだけに、一団からヨーイドンのような競馬ではどうしても分が悪くなってしまう様子。鞍上もそれを念頭に置いてレースに臨んでくれましたが、結果的には思い切って4角先頭ぐらいでも良かったということでしょうか。なお、このあとは、「トレセンに帰ってきてからの馬の様子を見ながら。疲れがないようであれば、中山の長丁場への続戦を考えていく」(佐々木助手)予定になっています。(HTC)
 
 
 
五分のスタートから出たなりで進み、まずは中団の外を取って一周目のスタンド前を通過。
 
そこから徐々にポジションを上げていき、先団の直後に取り付いたところで1コーナーへ。
 
序盤は最後方にいたインペリアルフィズが向こう正面で外から動いていった事でレースも動き、3コーナー辺りから後続の手も動き始め、この辺りでクレッシェンドラヴもスパートを開始。
 
仕掛けへの反応にはいつも通り時間がかかったものの、直線を向いてじわじわと伸び始め、直線半ばでエンジンが掛かって猛追を開始。
 
併走の形になっていた馬を置き去りにして前に襲い掛かり、これを一気に捕らえて勝ち切るか…というシーンを作ったものの、外から一気の伸びを見せたコウキチョウサンに並ぶ間もなく交わされ、内で粘るインペリアルフィズも捕らえきれずにゴール板を通過。
 
善戦したものの勝ち切ることは出来ず、3着という結果に終わっています。
 
 
・・・という事で、クレッシェンドラヴの500万条件2戦目は5番人気3着という結果でした。
 
いやあ、良い競馬はしてくれたんですけどねえ…直線を向いてグイっと伸びた時は勝ったと思いましたし、特別戦のメンバーに混ざりながら本当に良く頑張ってくれた…とは思うのですが…。
 
左回りの競馬でも五分以上にやれるところは見せてくれたものの、最後にはレース前から危惧していた「速い上がりを使える馬にやられる」展開になってしまいました。
 
 
勝ったコウキチョウサンの上り3F=33.4に対し、クレッシェンドラヴが使った上がりは3F=34.3止まりでしたし、この上り3F=34.3という時計自体、クレッシェンドラヴにとってはデビュー以来最速の数字(次点は東京戦の34.4)でしたからね。
 
この時計からも、やはり末脚のキレがモノを言うレースや上がり比べのような競馬よりも、バテ合い覚悟のスタミナ勝負、ロングスパートからの持久力戦の方が良さそうなイメージ。
 
従って、今回のレースでももうワンテンポ早めに動いて脚を使い続けるような競馬をしていれば結果は違ったのかなあとは思いますが、流れが更に速くなっていれば勝ち馬の決め手が更に活きたかもしれませんし、勝ち切るまでは難しかったのかなあという思いも若干。
 
色々考え合わせてみても、やはり速い上がりを求められる新潟コースは土俵が合わなかったのかな、というのが正直な感想になるでしょうか。
 
実際、前走の福島戦では今回の勝ち馬コウキチョウサンに先着しているわけで、自分の土俵でなら3勝級の馬を相手に互角以上の戦いが出来る事は証明していますから、条件次第とはいえクレッシェンドラヴが現級上位の力を持っていることは明白。
 
不得手に思えたコースでも大崩れなく走ってくれた事ですし、もう素直に「現級突破は順番待ち」と言って良いでしょう。
 
 
この後は「疲れがないようであれば、中山の長丁場への続戦を考えていく」とのことで、セントライト記念への挑戦は白紙撤回となりました(一応「中山の長距離戦」ではあるので、頭数次第では考えてたりする…のかな?)が、中山へのコース変わりはプラスでしょうし、次こそは確勝といきたいところ。
 
来年こそは重賞挑戦が叶えられるよう、いえ、来年は古馬中長距離重賞の常連になれるように、また一から頑張ってくれればと思います。